2006-01-01から1年間の記事一覧

拝啓、大統領さま from P!nk

春ごろ世界中で話題になったピンクの歌『Dear Mr. President』 http://www.youtube.com/watch?v=lB_j5-Z2c78 http://www.youtube.com/watch?v=yfz1EU1MpLc&NR (※かなり痛ましい画像を含みます) 歌詞はこことかここ

5年目の9.11

あの日ちょうど10時のNHKのニュースをつけると、アナウンサーが変なことを言っていたんだった。事故か何か分かりませんと言うところへ、「ああ!もう一機!もう一機やってきました!」という声とともに、生中継のその画面で2機目がつっこんで火をあげたのを…

富本憲吉に打ちのめされる

京都国立近代美術館へ行ってまいりました。富本憲吉という第一回の人間国宝となった陶芸家の、生誕100年記念展。 招待券をもらっていながら、是非行くべきだ、絶対に勉強になると散々言われていてもすでに図録は見せてもらっていたので、ううんと面倒くせー…

妹と大阪体験②

通天閣を楽しんで、新世界界隈も歩いたし、じゃんじゃん横丁を抜けて動物園前という駅に着き、まだなんばに戻らなくてもいいよねと思ったので、その先をさらに南下したのは、本当に間違ってた。本当に本当に間違っていたと思う。 通りの向こうにはまだ商店街…

妹と大阪体験①

お隣の府に住んでおきながらいつでもいけると思って、結局所用で梅田に行った際、デパートで食事して帰ってきただけ。それらしい大阪に触れたことがなかったので楽しみにしつつ、勇んで行ってまいりました。 大阪体験するなら、ミナミエリアにいかなあかんで…

ノンケとバイとレズビアンについて一寸だけ考える

明日から妹が京都へやってくるので、部屋の整理をしています。ひとまずは清潔に暮らしているので、掃除なんかは特にしなくてもいいんだけれど、私が部屋にいない間に見られたくないものをあれこれそれと詰め込んで隠ぺい工作。何日いるのか知らないけれど、…

書くことが見当たらない

息子が来てるの。2人で食事するのもなんだから一緒にどう?と、最近知り合ったお姉さまからお誘いを受け、えー…なんか、それって面倒くせえ話に発展させられるんじゃないだろうね…と案じながらも調子よく出かけていって、ちゃっかりご馳走になったお調子者は…

ぐいのみ

五条坂の陶器祭で買って以来、こいつを眺めては手の平に包み、撫でて可愛がっています。底の部分に抹茶色の釉薬が、このように飲み残したお茶よろしくきらきらきら。きれいだよう。

インド…

インドカレー喰おうぜ!と連れ立ってカレーを。すんごく驚いたのが、接客をしてくれたインド人のおじさんがまったく言葉が通じないことだった。 「ナマステー」という良い笑顔に「ナマステー」と返し、「じゃあまずビールね。お勧めは?」ときくも、人の良さ…

『永遠と一日』

テオ・アンゲロプロスが好きだというと、なんだ通ぶりやがってみたいなイメージがあるのは、まあそうなんですけども、アンゲロプロス=眠いという図式は否定したいと思いつつ、さすがに私も『アレキサンダー大王』は何度か落ちましたが、この映画は本当に本…

姐さま方に女道を見る

けっこう孤独に埋没しがちな日々ですが、本日はこの前たまたま知り合いになった50代のお姉さまにお誘いを受け、50代のお姉さま様がもう一人いて、祇園でしゃぶしゃぶをご馳走に。 仕事を楽しむ女はかっこいい。暇が無い忙しい人ほど、人生を有意義に使ってい…

Edward Westonと写真もろもろ

「レンズは人間の眼より多くのものを見る」 エドワード・ウェストンの画面構成は本当に素晴らしいと思うの。画像はピーマン(pepper)。 写真史や写真芸術論もろもろにノータッチのまま過ごしてきたので、このジャンルには明るくなくて、綺麗な写真、不思議な写…

先日、変人と出かける

プライドが高い人には面倒くさい変人が多くて、で、まあ趣味が合わないわけでもないという人。得意勇んでどこやらへ連れて行ってやろうという暖かいお言葉。自分独りでは行くことも無い県だし、ちょっと楽しみにしていたんである。 まずは到着駅からして間違…

この中年男ども

中年男に限らずだけれど、まず自分に自信がない人間ほど虚勢を張る。でかくでかく見せるために。 声がやたらでかい男。やたら高圧的で偉そうなのに、ちょっと反論すると黙る。しかし弱気な者にはめっぽう強い。でかい声で己の小ささをカバーしてるんでしょ。…

Georges ROUAULT

「我々とはみんな、道化師ではないのか。化粧で顔を作り、派手な衣装で着飾って楽しく振舞っても、生きる苦悩からのがれることは出来ない」 数いる好きな画家の中でルオーは特別で、ルオーの道化師を眺めていると目頭が熱くなるくらいに、何やら脳に向かって…

あちらこちらへ

今月の頭に金沢に行って、お盆は実家で伸びて、その後も所用であちこち。昨夜ようやく本当に腰を落ち着かせたんですけども、先々で美術館に足を運ぶことができたのは嬉しいことだった。展覧会大小様々10程は行けたと思われますが、まず、ずっと行ってみたか…

わああ澁澤先生が!

動いてる!しゃしゃしゃべっている!ひゃああ、どうしよう如何しようすごいよう。「あらゆる目的性を剥ぎ取られた物体は、丁度原始人の崇拝するフェティッシュのように、その空っぽになった内部に、みるみるエロスを充電する」 なんて美しい文章なんだろう。…

『二十四の瞳』もう、むねがぎゅうと

海の色も、山の姿も、昨日に続く今日であった という言葉を何回かはさみ、変わりないはずの日々の営みの中にいながらにして、歴史の波におし流されていく12人の生徒達と先生の大河ドラマ。 先日BSでやっていたので、初めて観てみた作品。だから戦争はいけな…

暑さで脳内沸騰

久しぶりに会う人に、「なんかがっちりしたね」と言われて軽く落ち込んだ日。お前は立ってるだけでふわふわしてたじゃないかと。そうだよ、かの地では毎日自転車だからねと言ってやると、驚き感心していたよ。 テレビを見ない生活にすっかりなじんだ今、テレ…

歌舞伎座は遠く

私は4月にこの風変わりな気質の古都に移住して以来、なんだか映画館にさえ行っていないことに気づいて驚いた。何だこの干上がった毎日。私は人生の楽しみを取りこぼしているに決まってる。 八月の納涼も始まり、歌舞伎座HPを眺めて臍を噛む。いいじゃないか…

土鍋修復プロジェクト②おかゆ

まず、おかゆを食べたいな作ってみよう思ったことがないので、超適当に米一合に水を大量に入れてやってみましたところ、たぶんおかゆとしては正解なものは出来ました。 けれどもアンタこの前、牛乳沸騰させたじゃない!と本気の突込みを入れたくなるような土…

五条坂・陶器祭でうきうき

老後の楽しみに取っておこうと思ったのに、ちょっと前から焼物に出会ってしまいました。ある人の個展で伊賀焼の素晴らしく美しい茶器を触らせてもらってからというもの、もう虜。絵付けものじゃなくて、釉薬の持ち味が前面に出ているのが好きです好きです好…

Gottfried Helnwein

前回の画像は、ゴットフリート・ヘルンヴァインでした。インスタレーションからドローイング、写真、フィルムワークまで多岐に渡る活動を繰り広げているアーティストで、マリリン・マンソンのアートワークも手がけていたり。ディズニーとナチズムを癒合させ…

ゴスっ子魂

私はゴス魂を持っていると思う。ゴスのソウルを愛していると思う。 闇と耽美を愛してる。 なんとなれば、ノートルダム寺院だって心底かっこいいと思ってる。 ルシファーがどういう経緯で悪魔となったかだって理解している。 ファッション十字架じゃなくて、…

土鍋修復プロジェクト①カフェオレ&フレンチトースト

先月また一つ年をとってしまい、遅ればせながらお誕生日ご愁傷様祝いをしてやろうという温かいお言葉に甘え、本日はビールに和食にワインと盛りだくさんご馳走になり楽しい時間を過ごして帰宅し、お水飲みたいわと冷蔵庫を開けて黙り込んだ。そうか。明日の…

生活感たっぷりでお送りします乙女道

乙女だもの、キュートに囲まれてスタイリッシュにファッショナブルに、シンプルにゴージャスにクールに、石鹸は薔薇の香りのする柔らかなものをコンランのソープディッシュに、キッチンタイマーはALESSIを、急須はHARIOのガラスのやつ(HARIO (ハリオ) 茶茶 …

素敵本

とりあえず今欲しいなと思っているもの。しかしあれですね。欲しいものを全て買えるわけじゃないのですよね。マネーもスペースもマネーもマネーも。幽霊城 サイモン・マースデン写真集 (Pan‐exotica)作者: サイモン・マースデン出版社/メーカー: 河出書房新…

チキンなの。

Mixiはミクシーでなくてミクシィと書くんだと知ったんですけども、そのミクシィから飛んでくる人たち、一体なにしに来たのですか。教えてくださいヒントでいいから。例えば非ミクシィにはトラックバック。ほとんどされたことがないけれど、これは一応お知ら…

ミクシー村

リンク元にmixiのbbsというのがあった。やめてください本当に嫌です。誰もに開かれていないのがミクシーなんでしょ。内輪のファミリー村の中で楽しくやっていればいいじゃん。こいつばかだぜーちょっと見てよこれーあははダセークセー。みたいな?感じ悪いよ…

Melanie Pullen(ほしいよう)

先日コメント欄でid:i-ku-yaさんが教えてくださったMelanie Pullenなんですけども、脳内アンテナがすごい勢いでビビっときたので、あちこち飛んでみました。画像は彼女の写真集、『High Fashion Crime Scenes』の表紙。 もう、どうしてもどうしてもほっしい…