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青森あこがれの青森けっこう前に

今年の夏、もうずうっと念願だった憧れの地、青森をぐるりレンタカー気ままな一人旅をしてきた。その写真を懐かしく眺めていたんである。特別な写真ばっかりだ。 私にとって、昔から東北の地にはとても謎めいた魅力があって、その中でも特に青森は特別だった…

Mont Saint-Michel モン・サン=ミシェル

迷宮の中。 そこから見下ろしてみた。 そして歩いて下る。 干潟を散歩する。 遠くに人がいる。何かの映画に出てきた黒服の天使みたいだ。

Je t'aime, Jane Birkin.

ジェーン・バーキンが緊急来日。放射能を恐れて世界が日本を遠ざけ始めた今、「ちょっと日本に歌いにいってくる」。みたいなラフな感じで、バーキン片手に一人でやってきた。 そうして、クアトロでチャリティーライブ。その模様をUstreamでみた。みたー!温…

倫敦、イーストエンド

ロンドンでは、お上品なおばちゃまからくだけ切ったおばちゃんなどに、よく道を訊かれたが知るわけもなく。NYとはまた雰囲気も違うけれど、さすが多人種の街。さらっと街に混じってしまえるけれど、そこで私はしっかりとアジア人だった。 雨に煙る気候が有名…

ゴシック三昧かっこいい兎に角

何がどうあれキリスト教総本山を抱え、大パトロンが芸術の歴史そのものを育み続けてきたお国だけあって、建造物も絵画も彫刻も、伊太利亜がぶっちぎり。 ゴシック建築があまりにも好きだ。あのアーチと薔薇窓と過剰装飾に惚れ惚れとするんだ。仏蘭西も素晴ら…

仏蘭西かぶれは昔から

パリ、ルーアン、シャルトル、モンサン・ミッシェル、リヨン、アルル、アヴィニョン、マルセイユ。右画像は、リヨン旧市街から見上げた眺め。 どの国も大好きだから行ったんだけれど、そもそもの思い入れが違うので仏国がやはり一番深い印象が残るしまた何度…

バルセロナ

こんなに空ばかり見上げたことは無かった。 と、どこぞの青春文学かJPOPみたいなんだけれども、やっぱりスペインの青空と無数の飛行機雲は本当に印象深かった。空ばっかり見ていた。必ず数本の飛行機雲が走っていた。 そしてガウディ三昧。食。もう、かねさ…

カラカラ浴場 Le Terme di Caracalla

(羅馬・伊太利亜) 祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはす。 おごれる人も久しからず、 唯春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、 偏に風の前の塵に同じ。平家物語 私が行った日は晴れていて人がほ…

Norma Jean

結局のところ、マリリン・モンローを殺したのはノーマ・ジーンなのだろう。 Norma Jean 1 2

Black Rose

黒薔薇、好きだ。血豆みたいだ。花言葉は、「死ぬまであなたを憎む」。すげーな。そこまで誰かを愛してみたいものだわ。

Picasso:La muerte de Casagemas(The Death of Casagemas)

ピカソ、青の時代。「カサヘマスの死」 拡大画像 カサヘマスの自殺は、ピカソ青の時代の重要な要素。 「La Vie(人生)」 この絵 の左側の男性は、はじめピカソ自身だったのを塗りつぶし、カサヘマスの顔が描かれた。

Barnett Newman

バーネット・ニューマン。ただ好き。ここまであらゆる要素をそぎ落としてなお、確かに手の痕跡がある。ニューヨークでいくつか観た。息をのんだ。 [rakuten:book:12304923:detail]

滲んでかすれて汚れて削れて染み込んで剥がれて

崩れていくものが好き。朽ちていくものが好き。圧倒的な時間が染み込んで静かに死んでいくものが好き。物は何にだって終わりがあるから、死んでもなお静かに息をしながら消えていくものであって欲しい。むしろ最初から死んでいて欲しい。人間はそうではいら…

スティーブン・キング『IT』

なんていうか、超カオスなミックス。世界が大好きマクドナルド イット [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2006/07/14メディア: DVD クリック: 2回この商品を含むブログ (11件) を見る

Bernardo Strozzi

「Old Woman at the Mirror」 画像拡大 ベルナルド・ストロッツィ 1581-1644 伊 バロック・ジェノヴァ派。

Paul Gauguin

画像拡大 「Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going?」 「D'où venons-nous? Que sommes-nous? Où allons-nous?」 「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」 1897-1898年にかけて、ゴーギャンの遺書代わ…

Odilon RedonとFranz Kafka

「誰もが掟を求めているというのに」 と、男は言った。 「この永い年月のあいだ、どうして私以外の誰ひとり、中に入れてくださいといってこなかったのです?」 いのちの火が消えかけていた。うすれていく意識を呼び戻すかのように門番がどなった。 「ほかの…

Odilon Redon

ルドンはとても謎めいている。この人の世界は不思議で魅力的で悲しげで、悪夢のような。

絵描きの町へ

エイプリルフール、私は友人に誘われ、10年続いているというスケッチ合宿のお仲間に加えていただき、三重県の大王崎というところへ行ってきました。みなほぼ年上の方々。勤め人から主婦、絵描きまでどこまでも濃いキャラが揃っていました。しかしね、こっち…

大黒@清水寺

ベタな京都体験をあんまりしてねえな、と友人と言い合って、清水〜八坂神社まで観光気分を味わったのも、もう1ヶ月以上前なんだ…。なぜに年とともに時間の経過が早まってゆくのだ。わかった、これがあれなんだ。時間泥棒。子供時代を懐かしんで、久しぶりに…

ピーテル・ブリューゲル(&ヒエロニムス・ボッシュ)

トップ画の拡大 「The Tower of Babel」といえばブリューゲル。やっぱりボッシュ(ボス)に通じますな。人間を描いていても生臭さのないマットな感じが好き。そして好き。 結構前にボス好きの私に人がプレゼントしてくれたもの。部分的な拡大が多く収録され…

天龍寺 嵐山

2月の頭になってようやく余裕ができ、やっと古都らしい観光をした日に撮った天龍寺。これが秋だったら、こんなに人のいない写真は無理だったでしょと、紅葉時期に来れなかったことを悔しがる脳内小人に言い聞かせ。

金箔ラーメン

あけましておめでとうございますことしもよろしくおねがいいたします。ここずっとなおざりなのですが、見捨てないでください。もうすぐもなかが2歳になるのですが、日記をつけた日が、これを入れないで365日なのですって。へえふうん、2年で1年分なんだ。と…

コブク桜

この時期にこんなものに出会えるとは思ってもいませんでした。春・秋の二期咲きするという珍しい桜。子福桜というらしいです。

Hans Bellmer

ベルメールが何故境界の内側かというと、この写真はぺドフィリア・近親相姦的なメタファーにも思えるし、ネクロフィリア的な嗜好を見る人もいるだろうし、少女殺人の現場を発見したような感覚の反面、どこか無邪気な遊びの観察者という気分にもなる。つまり…

Starry Night, by Vincent van Gogh

ゴッホは特別好きですが、糸杉のある風景が特に好き。どれも甲乙付け難く好き。ちなみに糸杉は、西洋では棺に使われる樹。

京都

ある日の祇園

銀閣寺

金閣寺よりも銀閣寺の方が好きです。哲学の道を散策しても、西田幾多郎に親近感を抱けません。

吉原炎上

花魁文化の廃れ始めた頃を舞台にした吉原の物語。主演の名取裕子のキャスティング以外はよくできた映画。

ドイツのくまグミ

さすが私を産み育てた女は分かってる。ドイツ土産にくまグミをはずさない母。ドイツのグミ最高。