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ブラックオリーブ入りと、ペッパー入り。
知っている人の個展を2つ覗いて、四条の人ごみを掻き分けて、ワインをつれて一人ぼっちのお部屋へ帰る。母がドイツ土産に買ってきたというチーズが届き、これがまたちょっと食べてみるともう、もう、ほっぺが落ちちゃうわ!というくらい美味しかったので、こ…
五条坂の陶器祭で買って以来、こいつを眺めては手の平に包み、撫でて可愛がっています。底の部分に抹茶色の釉薬が、このように飲み残したお茶よろしくきらきらきら。きれいだよう。
「レンズは人間の眼より多くのものを見る」 エドワード・ウェストンの画面構成は本当に素晴らしいと思うの。画像はピーマン(pepper)。 写真史や写真芸術論もろもろにノータッチのまま過ごしてきたので、このジャンルには明るくなくて、綺麗な写真、不思議な写…
「我々とはみんな、道化師ではないのか。化粧で顔を作り、派手な衣装で着飾って楽しく振舞っても、生きる苦悩からのがれることは出来ない」 数いる好きな画家の中でルオーは特別で、ルオーの道化師を眺めていると目頭が熱くなるくらいに、何やら脳に向かって…
まず、おかゆを食べたいな作ってみよう思ったことがないので、超適当に米一合に水を大量に入れてやってみましたところ、たぶんおかゆとしては正解なものは出来ました。 けれどもアンタこの前、牛乳沸騰させたじゃない!と本気の突込みを入れたくなるような土…
老後の楽しみに取っておこうと思ったのに、ちょっと前から焼物に出会ってしまいました。ある人の個展で伊賀焼の素晴らしく美しい茶器を触らせてもらってからというもの、もう虜。絵付けものじゃなくて、釉薬の持ち味が前面に出ているのが好きです好きです好…
前回の画像は、ゴットフリート・ヘルンヴァインでした。インスタレーションからドローイング、写真、フィルムワークまで多岐に渡る活動を繰り広げているアーティストで、マリリン・マンソンのアートワークも手がけていたり。ディズニーとナチズムを癒合させ…
先月また一つ年をとってしまい、遅ればせながらお誕生日ご愁傷様祝いをしてやろうという温かいお言葉に甘え、本日はビールに和食にワインと盛りだくさんご馳走になり楽しい時間を過ごして帰宅し、お水飲みたいわと冷蔵庫を開けて黙り込んだ。そうか。明日の…
乙女だもの、キュートに囲まれてスタイリッシュにファッショナブルに、シンプルにゴージャスにクールに、石鹸は薔薇の香りのする柔らかなものをコンランのソープディッシュに、キッチンタイマーはALESSIを、急須はHARIOのガラスのやつ(HARIO (ハリオ) 茶茶 …
アートかなんなのかという論議を呼ぶことがアートというようなスペンサー・チュニック。これだけの人間がいっせいに裸になる様は、どうあれなんとも言えぬ迫力がありますな。裸体も並ぶその数が増えるほどに、一個体の個性もセックスアピールも失って行くの…
カラヴァッジオが大好きなのでなんとなく 拡大 数年前にカラヴァッジが日本に着たんですけども、ナルシスとマグダラのマリアは特に印象的でした。ネットは名画を気楽に見ることが出来るけれども、同時に直接鑑賞って大事だなと思いました。だからおまえはよ…
ビールをわりと呑みました。そんな季節が到来です。昨日の画像はシンディ・シャーマンでした。大好き好き好き好きです。昨今すっかりアートワークの一スタイルとして確立された感のある、演出を凝らしたセルフポートレートの元祖にしてプリンセス。シンディ…
魅惑のフランス女というと、まず思い浮かぶのは、ソフィー・マルソーやらファニー・アルダンやらアンヌ・パリローやらシャルロット・ゲンズブールやらジュリエット・ビノシュやらジャンヌ・モローやらロマーヌ・ボーランジェやらジュリー・デルピーやらヴァネ…
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 散ればこそいとど桜はめでたけれ うき世になにか久しかるべき 時節遅れもいいところですけども、今の住居へ引っ越してからしばらくの間、ほぼ毎晩夜桜見物に近所を散歩し続けました。ゆえに今年は例年…
道路にたまった桜の花びらin京都。1ヶ月前。 平均的なアメリカ人の感覚では、舞い散った花びらはピンクのゴミなのだそうです。つぼみが膨らんで、七分咲きになり八分咲きになり、最も美しく咲き誇りながら散っていく儚いピンクのゴミの吹雪を、美しいと思え…
京都という土地は本当に春が美しくて、ジャポンの象徴であるという意識も高いのか、本当に何処にも彼処にも、川沿いにも疎水沿いにも道沿いにもどこにも桜が咲き乱れて、それが延々と零れ落ちるように散り続けて、私は毎晩散歩ばっかりしていました。
万栄の古都の桜
画像検索をしていたら、こんな…こんな…これなに?ちち?コラ?私は多分きっと自分の貧乳を誇っていい。 拡大
あまり関係ないんだけれども2月半ばごろに機会があって着物を。こいつは皮膚病のホルスタインと名付けて可愛がっている羽織と、時節を考えて椿が紺地に浮かび上がった結城紬。ずっと使いたかったピンクの帯。きいてねーしと思われても自慢したいの。私はこの…
歩いていたのです京都某所を。料亭裏にはこんな凄まじい車が止まっていましたよ平日の午後。一体どんな人がこんな車に乗っているのだろう。古都の料亭は違いますね。こここそが看板にはない「イチゲンさんお断り」店。
J.Tリロイが存在しない…。えっと、何年か前にジャパンに来たよ。あれは、うそ?何処ぞの雑誌にインタビュー受けていたよね。あの人は、うそ?一体誰このリロイ。誰、誰なんこの写真。心の綺麗な乙女にだけ見える妖精? リロイさんは大掛かりな嘘だったそうだ…
ナントカかんという大きな柑橘類をもらい、置いて眺めていたところ、むずむずしてきた。このでかいみかんは私に何か言いたいみたいなのだ。え、なになに?話しかけるも、つるりとそこにいるだけ。 こいつがここに来たのも何かの縁。何とかしてこのみかんと心…
何かのついでに立ち寄ったとき。いつだろう去年の、あれ?思い出せないよ
意気揚々と帰る道すがら、「もにか!こっち!ほらこっちでしょ!」という声がした。振り向くとジャケット。ロングジャケット。あ… ふらふらと手を伸ばすと、売り場のおねいさんは「これねー、一点しか入ってきてないんですよー!」だめ。だめだめあんた服飾…
高校の頃、アメリカの美少女コンテスト荒らしの少女が殺されて、どうしてか日本国までもが事件究明にノリノリだった。あれから、ああ早10年ですか…年をとるはずだわ。 とかくにこういう子供にミニチュア大人みたいな格好をさせて、媚び媚び目線で愛嬌を振り…
もうずっと欲しいな欲しいなと思い描いていた木靴。しかし手に入ったこいつも、さあ履くぞという段階にいたるにはまだ遠いらしかった。 もうちょっとこいつにヤスリをかけて履き易くすると同時に、なにかデザインでも考えて彫ろうかなとか、いや描こうかなと…
カーテンは鼻血色、室内は可能な限りモノクロというのがポリシーながら、なんだか家具を昭和アンティークで揃えたいという正反対の夢もあって、骨董屋覗きという名の冷やかしをして楽しんだり。この春転居が決まっているので、もう何もかも一新してみようか…
紛らわしいながら、上の蝋燭はこの人。西洋画家で蝋燭というとジョルジュ・ラ・トゥールという感じ。夜の画家ラ・トゥールの蝋燭は暖かいです。 画像全体像
生牡蠣があると頼まれ、何故か牡蠣こじあけ係になった日。ところが驚いたことに、すごく上手だった。セットの軍手と牡蠣ナイフを使い、何処が合わせ目かも解からぬごてごてのグロい塊が、私の手にかかると難なく開いてしまう。ああ、アマだと思った。職にあ…