Gottfried Helnwein

mxoxnxixcxa2006-08-08

 前回の画像は、ゴットフリート・ヘルンヴァインでした。インスタレーションからドローイング、写真、フィルムワークまで多岐に渡る活動を繰り広げているアーティストで、マリリン・マンソンのアートワークも手がけていたり。ディズニーとナチズムを癒合させた『Golden Age Of Grotesque』ですな。
 ヘルンヴァインの作品の数々は、強烈な痛みや悲しみや怒りを含みながら、恐いくらいの静けさにつつまれている感じ。作りこんだ影の深い世界は、それでも美しいです。どこまでも静謐だ。まさに退廃美。兎にも角にもツボど真ん中。綺麗だ。世界は憎悪まみれで醜悪で奇麗だ。
Face it: Essays von Thomas Edlinger, Stella Rollig und Nava SemelHelnwein はまぞうで貼れるのはこの辺なんですけども、日本語公式サイトではあまねく情報が全て詰まっているので、作品画像とともに隅々まで読み尽くせばいいよ。

  • ART in the Golden Age Of Grotesque(ここの「芸術&ゴールデン・エイジ・オブ・グロテスク」) マンソンの、ヘルンヴァインとのコラボとその発展。20世紀の芸術の堕落と退廃がコンセプトの主軸。もう必見。マンソンのドローイングもある。だからジャパンのびじある系なんかは、やれ枯渇だどうだと言われててもマリマンには遥か及ばないわけ。しかし今マンソンは…?