2006-01-01から1年間の記事一覧

ある名もない陶芸家のこと

何だか微妙に気が塞ぐのは、寒さの所為。関西に溶け込め切れていないから、なんていうのは幻。ノリにのり切れないで疲れてきたのは勘違い。寂しいのは気のせい。孤独なのは思い違い。先行きに不安ばかり募るのは冬だから。将来に焦りしか感じないのはあと数…

寒いでしょうが

夜からクリスマスパーティーなんていうきらめき溢れるものに出かけて行くんだけれども、なんか寒いし面倒くせえな…でももうキャンセルできないしでもでも…と思いながらPCに触ってるんですけども、早く準備しろよ、でも何着て行こう、買ったきり一度しか着て…

大阪は都会なわけで

所用でここ数日、大阪は梅田まで、よちよち京都から通って、へろへろになって終電手前くらいでやっとやっと帰り着く日々を送っているわけですけども、遠いなぁ。大阪、遠いなぁ遠いなぁ。もう、めっちゃ疲れたわぁ(超疲れたよ)。けれども明日も明後日も梅…

ひゃあ澁澤の新書が!

新書とよんでよいのかは知りませんが、写真が!満載!だから容貌と顔込みで崇拝しているから。 澁澤龍彦の古寺巡礼 (コロナ・ブックス)作者: 澁澤龍彦,澁澤龍子出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2006/11/25メディア: 大型本購入: 2人 クリック: 16回この商品…

NHK「ワーキングプア2」

何て言えばいいんだろう。日本は一体どうなっていくのだろう。日本の経済発展を支えてきた高齢者たちが、年金で暮らせずに空き缶を拾っているのをみて、どんな感想を持てばいいのだ。繊維業界は破格の賃金で働く中国の労働力を買い叩いて、末端業者が悲鳴を…

お酒は魔物で

私が9日(土)の夜から、本日の夕食まで、一体いかほどを摂取したのかを整理してみようかなぁと、梅酒を飲みながら。まず土曜。夕食を神戸で、鳥と豆腐料理店にて生ビールとレッドアイと、デザートにマンゴー&ブラッドオレンジのカクテルを楽しんで、ああ、…

エコール・ド・パリ展

お昼を食べて移動したのが、モディリアーニを顔に据えた「エコール・ド・パリ展」。ドラン、キスリング、ルソー、藤田嗣治などなどなど。ふつう。というか、やや中途半端。ルソーは大好きだけど、良いのもちらほらあったけれど、神戸市博物館「オルセー展」…

すごく好きだわファッション美術館

神戸っ子の友人と、神戸ファッション美術館「更紗とプリントドレス展」へ。ここは本当にいいよ、是非に行くといいよ、なんといっても常設が良いんだようと、話にはよくよく聞いていたんだけれど、神戸の土地勘が全くなく、京都くんだりから出向いてゆくとい…

デザインが

固まらない うわあ描けねー 明日の午後までに もういっぱいいっぱい そうとも言っていられないわけで しんどいようしんどいよう なかなかだねっていいねってやるねって言われたい わたしは無能だ才能も無いのに 先日別くちのものでも、「そこそこだけど、量…

INU『メシ喰うな』

俺の存在を頭から打ち消してくれ 俺の存在を頭から否定してくれ 〜 おまえらは全く自分という名の空間に耐えられなくなるからといってメシばかり喰いやがって メシ喰うな 町田町蔵(作家名:町田康)、19歳のルサンチマンの叫び

寿司喰って幸せしかし

母は明日帰るわけですが、本日、久々にお寿司というものを頂きました。本来なら私が娘として母に一席振舞うべきかもしれませんし、なんとなればお小遣いの金一封だって渡して差し上げるべきなのかもしれませんが、しかしてここは素直に親と子、という形式に…

母到来

午前7時に眠りに着いたところ、ケータイの鳴り響く音で眼が覚めたのが正午過ぎ。 母親が所用で関西に用事があり、今夜、クソせまいもにか城に宿泊の予定。お昼に久しく会っていない友人から、今もにか城の近くに来ているのだが、今から昼食でもどうかという…

コブク桜

この時期にこんなものに出会えるとは思ってもいませんでした。春・秋の二期咲きするという珍しい桜。子福桜というらしいです。

植物園はお勧めです

スケッチに行くのだが、一緒にどうかとのお誘いを受け、京都府立植物園へ行ってまいりました土曜日。 京都の紅葉は眺めておきたい、だって「そうだ、京都いこう」だもの。たぶんこの時期なら、大原に行こうと嵐山に行こうと清水〜八坂神社へ行こうと銀閣・金…

だってミクシィ中毒って恐ろしいのでしょ

もうけっこうな頻度で周囲から当たり前という前提で、ミクシィやってる?と突付き回され、何故にお前はミクシィをせんのだ、マイミクは良いよ、マニアックなコミュニティは良いよ面白いよとどんなに言われても、偏屈者と思われても、頑なにミクシィを否定し…

さくらん

私自身はぜんぜん知らない面識もない人なんですけども、衣装を手がけている人がいるんだよということで、貼りだされていたこの映画のポスターを眺めながら、監督が蜷川実花なら、ぜったい可愛いよね、ガーリーガーリーよね、絢爛豪華っていうよりは、チープ…

乙女の人生ないものねだり

今回の東京行きは基本的に自分一人で好き勝手に行動するものではなかったので、第一目的地たるビッグサイト以外は、同行の大阪人と東京を眺めるという感じだった。 ブンカムラは、文化村じゃなくBunkamuraというのが気に喰わぬと大阪人。東京メトロ のメトロ…

なんだエッシャー展は!

すごい長蛇の列。中に入っても頭頭頭。ねえユーたちはいつだって来れるでしょ、この東京人ども!と悪態を吐きたいのをこらえて眺める。思えば我が家は父母両者ともエッシャー好きで、互いに画集を持って結婚したのか、本棚には画集が2冊。トイレには永遠に巡…

トミー、電動歯ブラシと戯れ上京

歯ブラシを新調しましょうとドラッグストアーの該当コーナーへ。歯ブラシは手でしょ、そんなとこまで機械化してものぐさトミー化するなんて、チャップリンの予期したモダンタイムスそのままじゃないのと、長く時代への反発心やら抵抗やら単なる意地やらで無…

関西3文化

神戸に生まれ育った人間がみな口々に、「関西に住むなら神戸以外に出る気はない」という理由が、ほんのりと分かってきた。これは大阪人が大阪をこよなく愛するのと同じ。曰く、関西の3文化を言い表すときに、京都を“はひふへほ”とすると、大阪は“ばびぶべぼ”…

神戸を楽しむ

11月さる吉日、神戸人の友人に神戸案内をしてもらう。第一目的は、神戸市立博物館で開催中の『オルセー美術館展』。あとは中華街と、震災を乗り越えた神戸という街を見てみたかったんだった。 京都をやや早目に出て三宮で待ち合わせて、オルセー展へ徒歩で。…

通天閣、ビリケンと串かつの国

11月さる吉日、所用で大阪へ。用事が済み、心斎橋で個展をしていた人の会場にお邪魔し、数人でうどんを食した後にもう一箇所、別の人が作品展示しているところへ行った後に解散。さてさて、この後どうする?と友人2人で話し合う中で、大阪はキタ文化圏で生ま…

Joel-Peter Witkin

クソ長い前置きをしたのは、このアーティストはどうですか、と少なくとも私の周囲の人には微妙すぎて尋ねるのも気が引けるので、返事を期待するでもなく訊いてみたかったからなんだった。存分に、もう十二分にこの人のも、作家性のある造形作品ではあるんで…

Hans Bellmer

ベルメールが何故境界の内側かというと、この写真はぺドフィリア・近親相姦的なメタファーにも思えるし、ネクロフィリア的な嗜好を見る人もいるだろうし、少女殺人の現場を発見したような感覚の反面、どこか無邪気な遊びの観察者という気分にもなる。つまり…

罰当りとの境界は確かに曖昧で

そろそろ日本人の死者に鞭打ってもいいんじゃないの?と小学校の校長先生自殺のニュースを見て思った日。非常に無責任な責任の取り方だなぁ。 お前の愛するものは禍々し過ぎる。むしろ屈折していて精神状態が甚だ疑問だ。これはグロなど呼ぶのではないのか、…

澁澤龍彦選 『暗黒のメルヘン』

とくに難しい事を考えたくない、人生の深遠について考えさせられたくない、ただただ言葉に酔っ払いたいの。夢幻の淵を彷徨いたいの。人生にリアルなんていらないわだって普通にしてたって重たくのしかかってくるじゃない。というときに思い出したようにこい…

トークバトルという名のショウ

本日は早目の帰宅となり、梅酒ロックを片手に振り返ったテレビ画面の中では、なにやら石破元防衛長官と爆笑問題の大田光が言い争っていたので、しばらくの間、大田さんが声を発するごとに思慮の浅さを疲労しているのをぼんやりと眺めた。芸能人は大変だなぁ…

Starry Night, by Vincent van Gogh

ゴッホは特別好きですが、糸杉のある風景が特に好き。どれも甲乙付け難く好き。ちなみに糸杉は、西洋では棺に使われる樹。

ようし、ここは一発もう死んじゃうか

もう一段落したのかもしれないけれど、自殺ブームをニュースで見かけるたびに、え、これって先週のとは別?という感じだった。だからといって特に胸を痛めるでもなく、所詮他人の生きにくさなんて、好奇心半分で眺めている内にさらっと流れていく。次々と簡…

コメント欄が

ずっともなかを放っておいた為に、もなかのコメント欄で何が起こっているのか理解できません。これは一体、何の暗号を投げ込まれているのか、これは即座に削除した方が良いのか、どなたかネット事情に詳しい方教えてくださいませんか?