五条坂・陶器祭でうきうき

 老後の楽しみに取っておこうと思ったのに、ちょっと前から焼物に出会ってしまいました。ある人の個展で伊賀焼の素晴らしく美しい茶器を触らせてもらってからというもの、もう虜。絵付けものじゃなくて、釉薬の持ち味が前面に出ているのが好きです好きです好きです。

 五条坂が上下とも路上店と路面店が軒並み焼物祭。新進の作家のお店もあり、もううきうきでした。同じように作ったものでも、一つ一つ釉薬のかかり方や形が違うので、手にとって「あたしよ!」と話しかけてくるのを選ぶのは最高のひと時です。
 で、本日お持ち帰りした子達はこれ。左下の楽茶碗は一番高かったですが、軽いの綺麗なの無駄がないの。で、右下の信楽はもう大理石みたいにしっとりしていて、手に包むと柔らかで可愛いの。で、前面中央と後ろの右は、常滑から陶芸に入った作家で、兎に角深緑のガラス質のかかり具合が面白くて素敵なの。
 しかしあれですね。予定予算内には収まったような超えたような感じですが、脳内小人が言っています。「来年は行っちゃダメだよ!ワレモノ増やしてどうするの一人身のクセに!」
 京都在住の方がここを見ているかは分かりませんが、いいっすね陶器祭は!まだ行っていなくて行ける範囲に在住の方は行けばいいよ。10日まで。
http://www.toukimaturi.gr.jp/