Emmanuelle Beart

 魅惑のフランス女というと、まず思い浮かぶのは、ソフィー・マルソーやらファニー・アルダンやらアンヌ・パリローやらシャルロット・ゲンズブールやらジュリエット・ビノシュやらジャンヌ・モローやらロマーヌ・ボーランジェやらジュリー・デルピーやらヴァネッサ・パラディやらの強豪を押さえても、ベアトリス・ダルやカトリーヌ・ドヌーブを差し置いても、何が何でもエマニュエル・ベアール。
 フランス女の喫煙姿に痺れて以来、禁煙を何度となく繰り返している阿呆が居ます。しかしタバコを咥えても、メリケン女とは気品が違いますな。そんなことをジャポネーゼがぬかしていますよ。しかしてベアールの唇は魔性。この唇がウィの時には「ノン」と言い、ノンの時には「ウィ」とか言って人類を惑わすのだ。フランス女は凄い。美しい。
ベアールの魔物の宿った唇