Paul Gauguin

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「Where Do We Come From? What Are We? Where Are We Going?」
「D'où venons-nous? Que sommes-nous? Où allons-nous?」
「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」
 1897-1898年にかけて、ゴーギャンの遺書代わりに描かれた大作にしてタヒチの総まとめ的作品。完成後に砒素をのんで自殺を図るも、未遂。

月と六ペンス (講談社文庫)

月と六ペンス (講談社文庫)

W.サモセット.モーム著。これはもう「僕」小説の金字塔。ゴーギャンの人生をストリックランドという名の人物にかぶせて書かれた、芸術家の苦悩と葛藤。ゴーギャンの解説本ではないし、画家や芸術に興味がなくてもただ単に読み物として面白いので、未読の方は是非。
ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫)

ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫)

今更だし特に関連はないんだけれども、最近読み返して面白かった本。20世紀ドイツを代表する思想家ベンヤミンアウラの喪失について、礼拝的価値と展示的価値を機軸に分かりやすく分解。アウラの滅び行く現代において、芸術は存在しうるのか。このあたりについてはまたいつか。

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