書くことが見当たらない

 息子が来てるの。2人で食事するのもなんだから一緒にどう?と、最近知り合ったお姉さまからお誘いを受け、えー…なんか、それって面倒くせえ話に発展させられるんじゃないだろうね…と案じながらも調子よく出かけていって、ちゃっかりご馳走になったお調子者は私でした。
 このお姉さんはどうしてか、結構どうでも良い服装をしているのに私のファッションをいたく気に入ってくださり、会う度に褒めてくださったりしていて、そうしてまあ、私は普通にしていると冷たそうだとか、話しかけにくいだとか言われる割には口を開けば気さくな感じの良い子なので、何かこう、「うちの息子、どう?」みたいなことなんじゃないだろうねと疑ったりしていたことを心から反省しました。人の心をいたずらに訝ったりするものじゃないよって、脳内小人が言っていたのに。
 2時間かけて楽しくお食事した後に息子さんと別れ、30も上のねえさんと12時過ぎまでマジトーク。どうも近頃、年上のお姉さんとの素敵な出会いに恵まれていると思う。これはきっと、お天道様が私の偏狭な傲慢さを懐柔しようと、良き巡り合わせを図ってくだすっているに違いないわ。