2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

メルヘンの深層心理を分解する

中学生になるまでテレビはNHK!低俗な番組は害悪!という環境で本に埋もれて育った夢見る少女だった訳ですが、我が家には岩波の完訳グリム童話全集もあり、河合隼雄あたりのメルヘンの深層に関するユング本なんかも豊富に取り揃えてあったので、今でもメルヘ…

ブラザーズ・グリム

時代物のコスチュームを見てうっとりするのが好きなので、ずっと気になっていたこいつに行きました。 『ヴェニスの商人』が、いやアル・パチーノはやはり名優だったね、というのを確認するだけの映画で、その名優が名優ゆえの名演によって、こてんぱんにやら…

マンソン結婚!

ソーセージなおっさんとなったマリリン・マンソンがとうとうディータと結婚ですってよ!ふーんそう。と思ったら、マンソンはジョンガリの黒タキシード、ディータはコルセットにヴィヴィアン・ウェストウッドのパープルのペチコートとガウン。超見たい!絶対…

ママの完璧なおもちゃ『Eva』

ママの着せ替え人形の究極の形。ここまで来ると何だか残酷な気さえするほど、エヴァはどこまでも可愛くて美しくて完璧な人形。酷い親ともいえるような。でも思わずひれ伏したくなるような美しさ。 もう一冊は、完全に少女を幻想の生物として一冊に詰め込んだ…

可愛い着せ替え人形も女になって泥試合

生っぽい話なんだけども、少女たる私が初潮をみたとき母は数日ものすごく機嫌が悪くて、何だか居心地が悪く罪悪感を覚えたのだった。 母親なんていう生き物は、娘が色気を出して女になっていくことを、子供の成長として素直に喜べないようになっているんだろ…

ファザーファッカー

内田春菊の私小説といわれている話。読んでいて気持ち悪くなった。きつい…。この本のつらいのは、この凄まじい話を読んで救われる女子がいるっていう事。どこまでがノンフィクションかは分からないけれど、淡々とした語り口の冷静さが余計に痛ましい。きつい…

少女に手を出す変態なんか

栃木女児殺害事件がこれはもう犯人は男に決まっていると決め付けて、狭い考えの下に犯人が早くつかまらないかなと思っているんだけれど、ロリコンにサディズムが絡むと行き着く先はこういうこと?私怨?なんなのだこの事件。7歳の女の子がめった刺しで全裸に…

お腹がずんずんずん

ほんとに今まさにお腹の中にはこういう感じのヤツがいて、下腹部を中心に内臓やら何やらを喰い荒らしているんだと思う。頼んでもないのに毎月毎月律儀にやって来ては大暴れ。もう、超お腹痛い。こいつが大暴れして腸とか膀胱とかまで噛み付いてるから血がで…

土井典のバッドマザーなデブ女

土井典という立体造形作家がいて、四谷シモンとともに日本の現代人形史のパイオニア的存在。澁澤龍彦とも交流があり、ベルメールの下半身少女の復元とか、仮面やらオブジェやら人形やらを創っている人で、この人の比較的新しい人形は太った女がモチーフ。 な…

巨漢は脅威

この前ナントカ22という番組で美容整形がやっていて、ものすごい巨漢女子100キロが脂肪吸引で痩せたいと言い、断食道場も行ったエステも行ったこれが最後の手段と言いながら、痩せないことへの文句をぶーぶー言いつつ信じられない量の食料を飲み込んでいくの…