お正月の日々

mxoxnxixcxa2006-01-04

 妹の彼氏の写真を見て絶句した正月だった。very shock!思わずイングリッシュくらいにショックを受けた。話には聞いていたぽっちゃり坊主。「なんで?かわいいでしょ」とのたまう女子20歳。彼はクラブでDJもしているそうだ。
 それはさておき、人の良さそうな笑顔の彼。優しそうだし、大人しそうだ。ムーミンみたいだ。こんなんで良いの?混乱する姉に妹は追い討ちをかける。「だってイケメンが苦手なんだもん。ナルってキモいし」。ああ姉妹だなと思った。
 彼女と本質からタイプ違いだと思うのは、臆面もなく親からマネーを巻き上げる才能はさておき、「ねえねえ、もにちゃん、ヴィトンのシャンパン知ってる?」ときた。しらねーよ。私ブルジョアじゃないですもの。
 シャンパンってナニ?オサレな飲食店の名前?ヴィトンて食べ物?とかそんなことを言いかける姉に、「貰ったんだ。今度友達の新居祝いでね、それで乾杯するんだ」と、「へえあっそ」くらいしか答えようのないことを言う。妹ってどうして返事の仕様のないことを言うのかしら。単なるかまってちゃんですか。素気無くすれば「冷たい」と糾弾される。適当にあしらえば拗ねる。勝手気ままな生き物ですね。
 これは絶対に持たないものの僻みではないと思うんだけども、アンチヴィトン・モノグラム倶楽部の脳内特攻隊である身なので、多分生涯ヴィトンを持つことはないと思う。どんなにシャレた女子も、あのもさくて重い茶色でぶち壊し。どんなにキュートな衣服の組み合わせも、鈍重な自己主張バッグでぶち壊し。モノグラムの何処がそんなにいいのか、丈夫だという手垢まみれの言葉以外で分かりやすく説明して欲しい。ださい。