メガネのレンズを

mxoxnxixcxa2005-12-19

 夜しかかけぬ眼鏡なので4.5年くらい前に作ったまま使い続け、進んでしまった視力にいよいよ対応しなくなってきたので、泣く泣くこの暮れも押し迫った何かと物入りの季節に、レンズだけ取り替えることにした。 2人の諭吉と一葉ちゃんといくばくかが、寒い財布から出て行った。
 もうフレームはこのままでいい。持ち主が貧乏なのだ、しょうがないじゃないのと自分を慰める。いろいろと冷える。寒い。だいたいこの眼鏡だって、トータルで6人ほどの諭吉を叩いたのだ。裸眼では鏡に映った己の顔も見えないだなんて、非常に理不尽な話だと思う。
 視力が良い人が羨ましい。無料でものをくっきりはっきりと見ることが出来るのだ。こうやって全てに諭吉を絡めて考えるようになってきた。ひどく虚しく悲しい。
 アンジェリーナ・ジョリーが眼鏡をかけるとこんな感じみたいですよ。