蕎麦道楽

mxoxnxixcxa2005-08-27

 まだ青かった頃、山菜蕎麦を鼻で笑い飛ばし、その存在を見下していた。こんな地味なものを好んで食する人がいるのかしら。なんだかイヤだわ貧乏臭いじゃないの。だいたい蕎麦なんてださい。色も地味だものなんて思っていた。傲慢だった。
 成人とともに、年々蕎麦への熱い思いが募ってくる。20代を折り返した今、山菜の素晴らしさが分かるようになってきた。今ではすっかり大人になり、臭い苦いとしか思っていなかった山菜蕎麦にのぼせあがっています。ざる蕎麦、盛り蕎麦など美味しく頂いた後には、蕎麦湯なんかも楽しみます。
 画像は一寸素敵な田舎蕎麦屋の「山菜そば」と「なめこそば」。私は山菜担当。美味しゅうございました。