アリー my love

mxoxnxixcxa2007-11-17

A「いつまでそうやって人目を引き続けるつもり?」
E「…誰かに気づいてもらえるまで。
  〜私が楽しくしていたいのには理由があるの。あなたの惨めさと同じ」
A「私は惨めじゃない。私はただ、足掻いてる途中なだけ」
E「私だってそう、足掻き方は違うけど。途中なのは同じ」

 このシーンの後にヴォンダ・シェパードが歌う『ケ・セラ・セラ』がしっとり流れてきてやられるの。小さい頃は大人になるってことに色々な空想を描いていたのに、大人になって思うわけ。こんなはずだったの?って。アリーのスタンスはこれ。おおいたい…。
 最近海外ドラマに興味があるという友人に、アリーを勧めてみたところ、まんまとはまった模様。友人がエレインのエピソードでは泣けて仕方ないと訴えてきていて、私も某所で懐かしく見始めたんだけれど、シーズン1からしてしてやられた。
 ハーバート卒の弁護士たるアリーに共感するだなんて馬鹿らしい話だというのに、このドラマは本当に良く出来ていて、社会的な負け犬や勝ち組の人間の弱さも痛みもあれこれ上手に触れていて、分かっているのにしてやられてしまう。良いのはシーズン3までだけれども。4はまだいいとして、シーズン5は本当に見なくていいよムカつくだけだから。
 やっぱDVD買っちゃおうかなぁ。英会話の勉強はお気に入りのテキストを何百回も見るのがいいといわれるけれど、アリーは最適なテキストだってよくきくよね。登場人物の多さ、色んな階層の人間が出てきて言葉遣いの違いも分かるし、ネイティブの小じゃれた言い回しやジョークも多く出てくるし。アリーの早口を全て拾えるようになったらネイティブとはれるような。私は結局馴染みがあるのも聞き取りやすいのも発音しやすいのもアメリカン・イングリッシュだし、鼻に抜けるようなイギリス英語は、よく聞き取れない。今更だけれど買っちゃおうかなあ。ああねむい
 そうして、アリー役のCalista Flockhartのこの画像をみて言葉を失うわけです…。ギャグ?アメリカンジョーク?

と思ったら、いま楽天でBOXが半額。シーズン3まで買っちゃおうと思います。4は迷うなぁ…。