晴れ渡る日に手作り市へ行く

mxoxnxixcxa2006-10-15

 毎月15日には、百万遍にある知恩寺で手作り市が開催されていて、ずっと行ってみたいと思いつつ本日初めて出かけていきました。私の住居は外観と防犯を配慮してか、ベランダが外から見えぬようにすりガラスが高く貼ってあり、また日中どうせ家に居ることが少ないからと西向きのお部屋な訳で日が差し込まず、ああ寒い。そう思って着こんで出掛けて行ったら、ああ暑い。
 まず第一の感想は、人が多い。狭い通路にぎっしりの人人人が、ゆっくりと店を覗きながらごった返しているので、5メートル進むのにも一苦労。これはまあ、今月が日曜日にあたったからなのでしょうが、私自身も休日だからこそ出かけていけるわけで仕方がないことであるなとは思うのですが、如何せん人が多すぎて、軽くイラつくほどでありました。
 出ている店は、京都だけあって古布すなわち大島紬等の裂を服やバッグ、帽子なんかに仕立てたものを置く店、美大を3つ抱える地場だけあってお手製の絵葉書や絵とか諸々を売る店や、最近流行りのビーズアクセサリー屋、手作りケーキ&クッキーの店、京焼きの産地だけに陶芸家が生活の器を売っていたり、あとは、あとなんだ、マッサージ屋にネイル、漬物屋、木製品、手編みの帽子やお手製フェルトバッグ辺りの店が中心だったと思います。私は釉薬が良い味を出している器に滅法弱いのですが、ワレモノばかり増やしてもめちゃめちゃ自炊を頑張っているんでもないので。眺めるだけで我慢。薄手で軽くて、灰釉が素敵にかかったヤツが、「ほら、アタシを連れて帰らないでどうするの」と言う声も無視。
 正午という時間帯に行った私が悪いのか、兎にも角にも人の多さにうんざりしてしまい、一応一周見回りはしたものの、いやはや友人と一緒にいこうといいながら面倒になったので一人で行ったのは大正解。ついた瞬間から、ああ早くここから抜け出したいという有様。一度行ったから、もう、いいか…という気分です。弘法市や天神市?にも一度は行きたいです。
 テーブル下の中身が写って良く分からないことになっていますが、画像は本日購入した木製のお匙。猫舌の私も、これでスープやおじやが食べやすくなると思うの。おじやとか食べないけど。そういう日。