わざわざ書くことでもないんだけれども

 待ち合わせて友人1お好み焼きを食しに出向いた。けっきょく関西育ちの人はお好み焼きというものをわざわざ食べには行かないというか、各家庭の味噌汁みたいに家庭料理として楽しむのか、もう2年以上京都のよそさんをしているがお好み焼きは1度しか食べたことが無いという彼女と、よそさん2人揃って関西の味を満喫にGO。
 しかし関西人には当たり前に通じるのかもしれませんが、大阪近辺の所謂“焼き”文化は幅が広く、お好み焼き屋に行っても「ねぎ焼き」「鉄板焼き」「モダン焼き」「どて焼き」と、焼きの種類もさまざま。何がどう違うのか、特に後者2つは名前から予想はできませんでした。シンプルにビールとお好み焼きと焼きそばを。
 人気店らしいそのお店では、食べ終えたらさっさと出なさいという空気を発しているので、萩原朔太郎の著作を店名にした店でもう1杯飲みつつ、そこへ友人2から「ピザを頼んだが食べきれぬので今からどうか」とお誘いが。暇をもてあます私にしては珍しくモテる日。しかして午後10時から友人3と散歩の約束があり、梅酒ロックでロケンローな気分で友人1と別れ、友人3の住処に自転車を置いて歩きに歩いて神社で喋り倒し、さらにはファミレスで2時間喋って、友人3宅で午前5時半すぎまでアツイ議論を交わし、京都のクソ寒い早朝の中を風を切って帰ってまいった次第。お散歩では夜の神社にいくつか行ったんですけども、ライトアップに浮かび上がる日本の朱色は、なかなか幻想的でよろしかったです。
 今日は今日とて、京都アートフリーマーケットというイベントの最終日なので出かけて行きたいけれども、今から寝てしまったら絶対に起きないと思うの。10月9日・6時16分。お外は明るく、鳥が鳴いています。眠いー眠いー。脳内で妙な物質が分泌されていそうな朝。お肌の曲がり角を曲がった身の上で、なんだこの青春時代真っ只中みたいな夜更かし。歩き倒した疲労が覆いかぶさる。おお。どうでもいいこと書いている自覚はあるんですけども、何かしてないと寝てしまう