もなかと私

　教えていただいたURLに飛んで青ざめた。ネットウォッチ板なんてあるんだ…。晒し者たちが晒され者を晒し上げ晒し連ねて丸裸に。なんて恐ろしいところなんだ…。
　愛も夢もないこの広い広い仮想空間に自己責任で何か書き込むっていうことは、ものすごくリスクを伴い、何か書けば必ずどこかで突っ込まれ笑われていると思う心構えが必要なのだと涙で揺れる画面を眺めて今更悟った。自覚が足りてなかった。
　そうだ私は注目を浴びようとしている痛い子ちゃんだと自分の痛さに1時間あまり泣きながらCoccoを歌い続け、傷ついた純粋無垢な自分の痛みに浸って酔っ払ってしまい、無菌状態のマイワールドで、
みんながボクを笑ってる　ボクの孤独は誰も知らない　ボクは踊らされてる神の道化さ　どうせ世界は悪意だらけ　穢れた世界は消滅すればいい　傷つき怯えるボクとともに
とかまずいボクポエ夢を思いつめた目でたくさん山ほど書き綴り、もうこうなったら痛いついでにリストカットで実際に痛い思いをしてみようと思いついたあたりで何だかだんだん意識が覚めてきてカッターを納めた。痛いことはイヤ。
　1年前はブログって何？くらいの人間だったのだ。戻ろう。可もなく不可もなく頭を撫でられていたい軟弱な女なんだもの。
　そろそろこれが良い潮時なのかもしれないな現実世界で生きてゆこうと考えていたもやしっ子のところへポイントを送ってくださった方がいたりして、ああ私はブックマークさえ使いこなしていない不肖のはてな市民なのに、人間て優しいとおいおい泣き崩れたそんな日。せめて1年は続けるという目標は達成したいです。