なんとなく

テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX IV (永遠と一日/再現/放送/テオ・オン・テオ) 老人ホームで思い出したのは『春にして君を想う』。老いることを正面から描いた、物凄く重く暗い映画です。そうして、死を前にして人生とは何たるか、生とは何なのかを考え込んだ『永遠と一日』。もう素晴らしいのです観てください。なんだか分からないものが苦しいほど心に染み入るんです。そうして、老詩人役のブルーノ・ガンツが最近観たヒトラーと同一人物とは信じられないんです。俳優って!ガンツは『春にして〜』にも天使の役で。