選挙前には忙しい人達が

　例えば今ソファーでくつろいでいる人なんかは、もう随分前に軽く付き合いがあったけれど転居も経て互いに全く関係なく暮らしている人がいて、選挙の前になると必ず、その疎遠となった人から親しげなるお電話があり、いやあ最近どうですか、みたいなライトな近況報告を交わした後に、その人は必ず電話の最後にこう言うそうですよ。
「それじゃ、今度の選挙では、公明党をお願いします」　いやはやそうはいかんざき。なんともはや創○学会。すげーな。このネットワークその組織力。なんでそんなにどの地域にも数多くいるのだ。
　中学生の頃、友人家が学会ファミリーで、その子のお家に電話なんかをするとトークバックに彼女のパパのお経が聴こえたものだった。巨乳の彼女は初体験が兄で、父からは幼少期に性的嫌がらせを受けていたという話。それで17.8歳くらいの頃、ナンパされた男子の家に転がり込んで数ヶ月暮らしていると聞いていたところ、妊娠し地元に帰ってきて出産して遊びまわっていた。その頃にはもう私は彼女と交流を止めていたから、どんな事を思って産んだのか、今何をしているのかも知らない。
　彼女の人生は幸福なの？池田先生の思想は彼女の家のもみくちゃを救わなかった。本人はハジケた淫乱で何一つ気にしてないように見えたけれど、創○学会は彼女に幸せを運んではあげなかった。この宗教名を聞くと何となく彼女のことを思い出して、なにやら心寂しい気分になるのだ。そうはいかんざき。