だから京都人=フランス女

 なんだというのだ。京都人は言うことと本音が裏腹。これこそが京の雅。一体何処まで奥ゆかしいのさと、礼儀を知らぬ若造の身は一つずつ賢くはなっていくのだけれど、京都人は老若男女押し並べてみなそろってフランス女と考えて良いのだと思う。「ウィ」のときは「ノン」、「ノン」のときは「ウィ」と答える小悪魔ちゃん。
 私は今月末、京都に所要があるんだけれど、「京都来たときはぜひ寄ってくださいね」と、昨夏ある問屋の方に言われたのだけれど、確かに超お世話になり、ある方のご紹介ということで個人的にはお分けしていないというところを特別なご計らいを頂きお世話にもなりご指導も頂き、多大なる感謝をしつつも、一寸まだ用事がない場合。用もないのに訪問するの?しなくていいの?菓子折りなんかを持って、「その節は」なんて挨拶に行くべき?
「お愛想やったのに、ほんまに来はったわ。礼儀も知らんと無粋なお人やなあ」と言われるのか、「何度か京都には来てるはずやのに挨拶にもこんで、礼儀のないお人やなぁ」と言われるのか、全く分からない。用のあるときにだけ連絡をし、「ご無沙汰していて申し訳ありません」と言うのが礼儀なのか。だってほら京都人同士は、用があって立ち寄っても、「一寸そこまで来たもんですから」と言うのが礼儀なんでしょ?もう訳分からんどうすりゃいいの?
誰か京都の方、教えてくださいお願いです恐いんですお願いです教えてください。明日の夕方までに教えてください。