2007-08-22から1日間の記事一覧

小野田少尉のこと

お盆は実家に一寸身を寄せ、古都という名の辺鄙な土地では碌な物を食べておらぬだろうとの親心に甘え、あちらにこちらにお食事に出かける毎日を過ごしてまいりました本当に心苦しく情けなくも申し訳ないけれど、支払いはご両親様で。そうして古都に戻って、…

鮎川信夫

〜 「さよなら、太陽も海も信ずるに足りない」 Mよ、地下に眠るMよ、 きみの胸の傷口は今でもまだ痛むか。 死んだ男 / 鮎川信夫 私は文学をきちんと勉強したことがないので、戦後詩の幕開け代表選手というくらいしか知らないし、この詩に関する解説は一応…