ときに意見交換は難しいわ

mxoxnxixcxa2007-06-03

 私はあなたをリスペクトしているし、一緒にいるととても楽しいですが、飲めない意見はあるし、譲れない持論だってあるの。私は若造かもしれないけれども。
 たとえ25歳年上の女性であっても、その考え方は、どうなのですか?というものがあってもいいではないですか。けれどその人は、「私はもにかよりも年上なのだから!」という自負というか意気込みというか気負いがあるのか、ものすごいマシンガントークで自論を押してくる。どうなのですか?一応こちらも真摯に耳を傾けるし、年長者だしリスペクトもしているけれど、飲めない意見は飲めないわけ。
 論旨をでかくしてぼやかさないで下さい一般論に置き換えるのは卑怯です、と言いたいけれど、それは言うべき言葉ではないので、拝聴する。どうでもいい相手なら、「へー、そうなんですかー。ありがとうございますー、今後参考にしますねー」とか何とか言って、気持ちよくさせておけばいいやというところなのですが、そういう態度は取りたくなかったのでこちらも引く気が失せてきて、延々と平行線。猛烈な早口でまくし立てて来るその方に、少しくうんざりした日。
 ひとつの論議に、「ね、もうこの辺でやめませんかと」と朗らかに提案し、穏やかに別の話題になったと思ったら、気づいたらある現役作家の作品のある技法の必然について、どうしてかまた噛み合わぬディスカッションとなっていて、そこのところはもう少し知的に考えてくださいという言葉を飲み込みながら、でもたぶん、互いに譲らない辺りが似たもの同士で、それでも会話の比率は3:1で、1が私。もう、帰りてーな。と思っていたら、朝が来ていた。0時解散のはずじゃなかったっけ…アツいな私たちは。ねえさん、私は美容も少しは気にしていこうと思ってる。あのな、睡眠て大事だよ。朝ごはんを出してくださり楽しく頂いて、帰り着いて寝たのが朝の8時半。おかげで今日は、やらなきゃいけないことがほとんどできなかったよう。
 無益な会話とは思わないけれど、今度からは、雲行きが怪しくなったら早急に回避しようと思ったんだった。