トークバトルという名のショウ

mxoxnxixcxa2006-11-10

 本日は早目の帰宅となり、梅酒ロックを片手に振り返ったテレビ画面の中では、なにやら石破元防衛長官と爆笑問題大田光が言い争っていたので、しばらくの間、大田さんが声を発するごとに思慮の浅さを疲労しているのをぼんやりと眺めた。芸能人は大変だなぁ。番組を盛り上げるためには、こんな矛盾だらけの無茶を言わなければいけないのだ。
 私は太田さんがけっこう好きですが、彼は一体メリケンに何をされたのだ。というかこのファンタジックな左翼ってナニジン?面白おかしく引っ掻き回せばおもろいの?だからテレビはつまらないのよと思いかけて、ふと立ち止まる。危なくのせられるところだったよ!脚本のないバラエテー番組はないのだ。
 だって、だってさ!視聴者は石破さんが首を傾けて顎を引き、独特の見上げるような目つきで相手をがしっと捕らえて、畳み掛けるような口調で至極丁寧に言葉を選びながら、極東の行方やミサイル防衛の重要性なんかについて右翼チックに語ってくれるのが見たいの。ネタの絵空事に真剣に全力投球の石破茂さんは今日も、目が、目つきが。