オリンピックか

　4年に一度なら確かに目出度いには違いないと思い、こんなチップスを見つけて買ってみた。「グァカチップ」という妙な名前のアボガドディップのコーンチップですってよ。へぇふうん、美味しそうだよね。値段だってカルビーのポテトチップスが3袋買えてしまうような高飛車な態度だもの、美味しいに決まってる。と思ったらその辺のコンビニに売っているのと変わらなかった。そんな日だった。
　開会式セレモニーをちらっと見たら、パヴァロッティが十八番の「誰も寝てはならぬ」を歌っていた。相変わらずころんころんだ。相も変わらず眉毛がキュートだ。やはりトトロのようだ。私は単純な構造をしているので、この曲が大好きで聴いているとなにやらざわざわ掻き立てられる様な興奮を覚えます。今でこれだけ素晴らしいのだ。きっと黄金期の頂点の頃はもっと声が伸びて、もう神のようだったろうと思いつつ今The Best of Luciano Pavarottiを聴いています。どうして人間からこんな声が出るのだろう。それはね、彼が生まれるときに、神が特別にキスをしたのよって脳内小人が教えてくれました。
　トゥーランドットといえば、女子フィギュアの荒川静香はこの曲で滑るといっていたよ。私は彼女が一番好きなので、是が非でも銀メダルを取って欲しいです。意地悪そうな顔をした女子が4回転をどうとやら、知ったことじゃないのね。