しみたよ… 

mxoxnxixcxa2006-02-04

 私はついぞリンク元を眺めては、ああ一体どんな人が、これが気にかかって検索したのだろうと空想の翼を羽ばたかせることが好きなので、Blogpetの検索ワードを一日の終わりに見ては、顔も見ぬ誰かさんと繋がった気になることができます。毎日変態が多い中、これが光を放っていた。
夢と希望を捨てないで
 ああ私はついつい、けっ。何が夢だこの寝ぼすけ!とか思いがちな偏屈者であり、頑張って!諦めないで夢は叶うから!とか言われるよりも、叶わない夢はある。頑張ったって駄目な時もある。努力したって報われないこともあるとか言われた方がよっぽど心に響くような汚れなのだ。しかし直球でこんなお願い口調は染みるよ…優しい人。きっといい人なんだろうなと思いかけて、ふと立ち止まった。 
 もなかはいつこんな言葉を使ったろう。「夢と希望を捨てないで」といわれたかった人が検索して間違ってきちゃったんだ。あいた申し訳ない。夢も希望も単なる幻想だと鼻で笑ってきた私なんかが最近思うようになったのは、幻想だって悪くないってことなんだった。夢見る乙女のままで老女になったっていい。
 それはそうと、「フランケン」検索がずっと細々あったのが、先ほど気になって遡ってみたら、少なくとも今年に入ってからはほぼ毎日数件あって、来訪のなかった日は3日くらいだっていうことを知って驚いた。あれはいつ放送されたのか、未だにすごい注目度。
 彼女は確かにすごくインパクトがあり、ひねくれものの私もとても胸が痛んだ。人間は見た目じゃない、心なんだという屁理屈は、人間は見た目なんだっていうことの証明みたいなもの。心根の優しさや繊細さこそが美しいというのだって、美人なら素晴らしいオプションとなり、不美人なら勝手に言ってろとなりやすい。殺伐とした世の中だ。夢も希望もない。彼女のその後はいつ放送されるのだろう。