ゴールデングローブ賞

　きっと見所満載だったんだとは思うんだけれど、私はもうドナ様しか見えませんでした。「The Golden Globe goes to...」　「ドナルド・サザーランド！」と二度ほど叫ぶも、ポール・ニューマンとジョナサン・リース・マイヤーズに。ドナ様は2つノミネートを受けていた。
　受賞者の中ではジーナ・デイビスが一番素敵だったんだけれど、ジーナは「共演者の中で、ドナルドにはもうメロメロよ。神のように崇拝しているわ」と。そこで映ったドナ様は微笑み、素敵だった。息子キーファーとハグする場面やら、誰やらと雑談するドナ様やらを堪能。しかし年取ったなぁ…とスターは過去の作品を見ればその中でその年齢のままで生きているので、素のドナ様を見てあと何年映画に出てくださるのだろうと少しく切ない気分に。ドナ様が出ている映画だと、どんな内容のどんなものであれ、恋フィルターがかかってしまうので、何であれ無条件に楽しめるのはドナ様とジーナ・ローランズくらいかも。
　エルヴィス・プレスリーで受賞したジョナサン・リース・マイヤーズ。そのスピーチの様を見て私は思いました。へいユー、ガンぎまり？きょどって血走った眼で早口で手短に言い終えるとすぐさま引っ込むジョナサン。結構好きな俳優なんだけども、いやはや冷たい系？みたいに見えてしまったのはどうしてなのだろう。あ、緊張か、そうに決まってるよ。