David Sylvian

mxoxnxixcxa2006-01-13

禁じられた色彩 長らく戦メリがを観たかったのは、もうこの曲が好きで好きでしょうがないからでした。『forbidden colours』は、戦メリのテーマ曲『Merry Christmas Mr. Lawrence』を坂本龍一がセルフカバーし、デヴィッド・シルヴィアンが歌っているのがもう好きで好きで好きで、リバース再生で聴き続けても、何度だってうっとり。
 10代の頃、この曲が戦場のメリークリスマスのテーマということも知らない時に耳にし、あまりにも素敵なので気になって調べたら、このセクシーボイスはかつてJAPANという日本とはまったく関係のない英国人だけのバンドのヴォーカルで、ソロになって活動しているおっさんだという情報キャッチ。なにかこう、名前までかっこいい。シルヴィアン。高貴な響き。
シークレッツ・オブ・ザ・ビーハイヴ お小遣いを握り締めてなんとなく中古屋に赴いたところ、こいつが「もにちゃん、こっちこっち!」と呼びました。私の手元にやってきたのは、オリジナルとは違うヴァージョンの『forbidden〜』が入っており、今現在入手できるのには違う曲が入っているらしく、やはりこれは運命だったに決まってるので、本当に愛しい一枚です。
 坂本龍一とのコラボだというこのアルバムは、とにかく捨て曲なし。全体で完璧に統制された美しい一枚で、そんなに好きなら年がら年中聴いていればいいのに冬になると思い出しては聴き、聴いてはうっとり。もう、もう、声に骨抜き。何処までもメランコリーで悩ましく、低くて深くて籠もっていながらにして穏やかで暖かいがしかし耽美で高湿度という、なにやらもう自分でもどう言って良いのやらという感じ。
 ここ でその『forbidden colours』がほんの少し試聴できます。なにやらごった煮みたいなアルバムですが、シルヴィアンの美声を例えたなら、2.3発殴られて泣きそうになるのを堪えながら歌っている艶声というと、良さは伝わらないけどそんな感じ。
 エヴリシング&ナッシングそうしてこのベストアルバムは超お勧めです。JAPAN時代の名曲のセルフカバーや、坂本教授とのコラボ『tainai kaikiⅡ』、アルバム未収録曲の『Ride』あたりが特につぼ。
ここ と ここ で幾つかのアルバムを全曲試聴できるようなので、あまねく人々はうっとりしたらいいです。
ここ では新ユニットのアルバム全曲がちょっとずつ試聴可。ジャジーな感じ。特に2、7曲目がかなり好き。日本版は2/22にボーナストラックがついて発売。早く!
 そんなこんなで私はこれから昨日録画したドラマを見ますよ。ちょっと楽しみ