歌留多さん…

 中村歌留多丈。
 5月なんて待てないよ!などぬかしていたのに、あっという間だった。しかしどれだけ期待に胸を膨らませようとも実際に巨乳になれるわけでもなく、待ちに待ったカルタを見て考え込む始末。せめてあのせっかくの花子ちゃん使用をもっと生かして、蛇炎から映像を抜くではなく始め5分は道成寺ダイジェストかなんかやってくれていたら、まだ、まだ…ああ。
 コアな福助贔屓のお姉さま方は一体どのような感想を抱かれたのでしょうか。全てを愛するには私はまだ青いのです。福様、舞台で!舞台で輝いてくださいこのような安けない2時間ドラマに大事なお時間を割かないでください。私はこんなことを考えてしまいます。
 大体真女形のする現代劇には歌舞伎の演技力なんて一切関係ないわけで、それならばいっそのこと女顔負けの女っぷりのイイ女、美貌のニューハーフをやった方が生かせるような気がいたします。所作諸々がそのまま美しく、しかしメイクだけは現代風。けれども、そんなキワモノをテレビでしかも福助で見たかというと、そこはまた、また…。
 あでも待って!「Bar 阿国」。ここを舞台にママは玉三郎、お店のこに福助。乙女心いっぱいのバー。こんな設定のドラマだったら観たいですとても。
 雑用係に七之助。ママのエエ旦那はんに仁左衛門。福ちゃんのお客に吉右衛門。ママ玉サマはニザサマと小指を絡めて遊んでいます。福ちゃんは吉さんのお膝の上で接待です。ハジケたこのBar阿国のライバル店にはママ時蔵が、とても折り目正しいお店をやってございます。お向かいのオカマバー・菊五郎には、人気ホスト海老蔵なんかもいます。私は疲れているのでどうでもいいことを書いていますほんとに怒らないでください。