世にも奇妙な物語

 なんだかんだで、やっているといつも見てしまう。ダイアン・キートンの映画を見て9時半過ぎ頃から。野球延長のおかげでちょうどよかった。小西真奈美のと妻夫木聡のが特に面白かった。
 観ながら、あれはこうなんじゃない?これはああなんじゃない?なんて勝手に結末を予想する。「わたしの物語」は、小西真奈美の面白さがいい具合。でもでもビデオの映像はあれでよかったの?カメラを感じさせる第三者的視線のものがいいのか、本人主観の視界で固定した方がいいのか。最後ほほぅと膝を打つも、あれは心神喪失にならんかな。妻夫木聡はキャラクター個人の魅力がとても際立っていた。ああいう役はぴったりはまるね。本人も自分の魅力と見せ方を分かっている感じ。出張先から帰ってきた「負け犬」系のお姉さん。はぁなるほどそうだったのか!と。
 しかし鈴木杏…。鈴木杏。本当に10代なの?というくらいに三十路に見え。10代って顔面の骨格が発達するとはいえ、人形みたいに可愛かったのに、大雑把に2種類に振り分けたら不の領域っぽくて。画面の前でしみじみとした。