アニエス・v によるジェーン・b

「大きい胸に憧れたわ。歩くと二つのおっぱいがが生き物みたいにぶらんぶらん揺れるのよ」 「セルジュが貧乳をこよなく愛する男だったことに、救われたの。彼はむしろ胸の大きな女性を恐れてたわ」
 なんてかわいいのだジェーン。「かばんの中、みせたげる」と、バーキンの中身をぶちまけるジェーン。かばんの中を見る限り、かなりだらしないジェーン。セルジュ・ゲンズブールは生粋のロリコン。そのロリータ嗜好を私のような一般大衆にも分かりやすい芸術にして、生活臭のない生き物を見せてくれた。「ロンドン育ちの僕のかわいいバンビちゃんを、一番カワイク撮ってあげたい。」 そんなセルジュのとったジェーンの写真は、本当にお人形みたいな被写体。ヌードでも性別を感じさせない。
 しかし以前YOUとかも、妊娠した時、階段の上り下りで胸が揺れることがあまりにも嬉しくて、何度もやった。といってました。大きな乳。小さな乳。そりゃ乳など小さい方が、むしろまったく無い方が生活はより機能的。針金やらレースやらスポンジやらリボンやらで作られた布状の型で包み込み固定させる必要も無い。
 すれ違う人の視線を独り占めしたいわけじゃ全然ない。それでも貧乳たちの巨乳への憧れは根強い。私だって「ベルトしめるとき胸が邪魔してバックルが見えない」とか経験してみたい。