サトエリその顔その喋り

 男が好感を持つの女のタイプと、女のそれとは違うと言うけども、その逆、嫌いなタイプはどうなのだろう。そいつが出てたら無条件にチャンネルを変えるっていうのは、ぱっと思いつく限り神田うのくらい。これはもう理屈じゃない。生理的な問題つまりは見ているこっちを馬鹿にするかのようなその自意識過剰具合。
 私が今最も疑問を持っているのがサトエリで、その存在全てが中途半端。あのいつも泣きそうな顔を見て、世の殿方たちは「ああ、守ってやらねば」と奮い立つのでしょうか。
 いつも必死なあの喋りがつらい。私はおっぱいだけじゃないと焦っているのは分かります。そしてその喋りはたいてい空回っています。私はたまにやっているNHKBS2の映画番組を楽しみますが、このサトエリという生き物の必死さで、いつも息が詰まります。ただなんとなくつけた番組なら、チャンネルを変えればそれで済むけれど。しかしサトエリはいかにトリュフォー小津安二郎が似ているかを変なテンションでまくし立て、大林宣彦あたりに失笑されながら訂正されます。私は多分サトエリが嫌いなんだと思います。
 そんなこと言って巨乳が羨ましいだけじゃないの?って突っ込まれても、それは違うの。むしろ井川遥井上和香なんて、ふわふわしてて柔らかそうで、目の前にいたら迷わず抱きつきます。インリンでもいい。わかるよおっぱいタレントのなれの果てが「レッツ・バスロマ○♪」という不安は。しかしいいじゃん乳でのし上がったなら色気を武器にすりゃいいのだサトエリ文学少女アピールしても妙なテンションが寒いのだサトエリ。その必死さが痛々しいのだサトエリ。その点、叶姉妹の、女が女にしか出来ない方法で金持ちとなり、それを別に隠そうともしないとこに好感を持つのだ。