つかみ所をなくしてみたい

　元来あまり好戦的な人間ではなく、何となればむっとするほどに黙る方なので逆に怒っているのがわかりやすいらしく、周囲に気を使わせてしまったりするのでたまに反省などする。けれども怒りを表明したりして、意見や解釈のかぶらない人と戦ったところで相手にも相応の言い分があるわけで、私はロジックによって他者を屈服させてみせるわ！というほどのバイタリティーもないから、なんともはや。ふーんあっそ。で済ませてしまうのは良くないなあ。
　けれど私が目指すのはアンニュイでセクシーなファムファタル、「ウィ」の時には「ノン」と言い「ノン」の時には「ウィ」と答えるのが似合う、曖昧な微笑で全てを煙に巻き、相手を虜にしてしまう素敵クールな姐さんなので、その様に精進していきたいです。

フレンチで心地よく

　キュートでエレガンスが大好きなはずなのに、このCDを持っていたことをすっかり忘れていた。久々にこいつを聴きながら、部屋の片付けをしたんです。フランス女万歳。

イザベルさんとソフィーさん

　それで、このCDにも入っているイザベル・アジャーニ、この人って一体いくつなのかしらと思って検索してみたところ、驚いた…。50歳だった。すごい。最近『ボン・ヴォヤージュ』に出演していたけれど、ああもう私はこういう風に年をとるべき。
　それでいつもイザベル・アジャーニとソフィー・マルソーが、頭の中でかぶってしまう。だって似てませんか？このジャケット写真なんかそっくり。これなんか一体どっちなんだよ！みたいな靴下フェチにはたまらぬ一枚。それで、ソフィーさんはというとこういう顔です。①　②似てないのかなぁ。私の周囲では２人はそういうスタンスなのですが。