エッチ2

 昨日、録画したままのエイチ2が呼んでいる。でもどうしてなんだろう。後でいいやと思っている。むしろ見るのが面倒くさくなってきた。そろそろ限界なのかもしれない。このドラマを見ているときの、体の中を風が吹き抜けていくような、この感覚はなんなんだろう。
 どうも内容は無視して山田本体を楽しめばいいのだと頭の中で声がする。合わないドラマを一生懸命見る経験は初めてだけにつらい。つらいよ。このエイチ2は何故こんなにも私を冷やすのかと考える。
 どうも、あの「ほれ、おもしろかろう、これ、おもしろかろう?」という姿勢が寒い。「ほらここ!ここで笑って!気づいて!はい、ここ笑うとこ!!」と強要する。それが空回るから辛い。作り手が面白がってるコメディなんて、乗り切れないと寒い以外に何も分からない。その上、中途半端にクサい。でもでも、これはひとえにスポ魂学園青春ラブコメというジャンルを見たことがなく、その楽しみ方を知らない私が悪い。