2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昨年の5月、尊敬していた人が癌でいなくなってしまった。私はその人をとても尊敬していて、大好きだった。
この辺のアンタッチャブルにタッチするのはどうなのか、よく分からないんですけれども、転居に際して京都で部屋探しをしていて、何となく、「○○あたりで探しているんですけど」と言ったら、不動産屋の兄はんは言葉を濁らせた。「あのう、もにかさん、京都は…
ネタがないんだ。だって、テレビがないから。買おう買おう、でもまあそのうちでいいかと思っていると、テレビなしでも暮らしてゆけることが分かりました。世間に疎くなりました。 放っておくなら再開しなきゃいいのにさと脳内小人が言います。ここしばらくは…
世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 散ればこそいとど桜はめでたけれ うき世になにか久しかるべき 時節遅れもいいところですけども、今の住居へ引っ越してからしばらくの間、ほぼ毎晩夜桜見物に近所を散歩し続けました。ゆえに今年は例年…
けれどもなんだ、この日々の追われようはなんですかこれは。私は私は、今月東京に行きたかったのだ。新橋演舞場に。何が何でも行きたかった行くつもりだった行くものだと思っていた。先の予定が見えぬから、まあ当日でもどうにかなるわとチケットも押さえず…
道路にたまった桜の花びらin京都。1ヶ月前。 平均的なアメリカ人の感覚では、舞い散った花びらはピンクのゴミなのだそうです。つぼみが膨らんで、七分咲きになり八分咲きになり、最も美しく咲き誇りながら散っていく儚いピンクのゴミの吹雪を、美しいと思え…
18歳美大1回生の男子とお喋りする機会があったとき、彼は「なんか、何のために描いとんか、わからんくなって…」というブラックホールを呟いた。 制作分野の学生じゃなくとも、現役であれ浪人であれ合格を目標にして何年か頑張った後に、第一志望だろうとそう…
京都という土地は本当に春が美しくて、ジャポンの象徴であるという意識も高いのか、本当に何処にも彼処にも、川沿いにも疎水沿いにも道沿いにもどこにも桜が咲き乱れて、それが延々と零れ落ちるように散り続けて、私は毎晩散歩ばっかりしていました。
この雅な古都にきっちり移住できたのが、エイプリルフール。「あの、いくらなんでも遅すぎるんですけど」と訴えても、京都の不動産屋の兄はんはイケズやった。融通というものを知らなかった。 「すんません。京都では、鍵の引渡しはだいたい4月1日と決まって…
万栄の古都の桜
とっくに桜は散ったよね…もなかっていうのがあったよね。そう思いながら、何一つ書くことが思いつかぬまま、もなかの過去を覗いてまわって、頭を抱えました。痛い子ちゃん全開。ショックでした。あまりにどうでもよろしいのは消しました。阿呆みたい。 もな…